ライバルは、とっくに、ル・マン24時間レースに縁を切っている中、トヨタが今年も、恥ずかしながら、1,2フィニッシュ。
まあ、当然とはいえ、まあ、優勝したことは、それはそれなりによかったのだろう。
ニュースのコメントを見ると、どうも、僕の感想とは違うようで、トヨタ、よくやった!おめでとう!トヨタ!、ってコメントが多いようだけど。
果たして、このレースの本質がどこにあるのかわからない人が言っているコメントなんだろう、って僕からすれば思うけど、それは違うのかなあ。
仮に、ポルシェやアウディが、本気で、ル・マン24時間レースをとりに来ていたら、果たして結果はどうなのか、ってことですよ。
あるいは、メルセデスや、BMWなどが、それこそ、ル・マン24時間レースで勝つことにより、販売力が大幅に上がるということであれば、もっと、真剣に勝つことを目指していたのだろうとは思う。
つまり、ル・マン24時間レースで勝つことが、もはや、自動車の販売力になんの役にも立たないってことを、各メーカーが知っているから、それに力をそそがないわけで、唯一、トヨタだけが、なぜか、それを知っていながら、わざわざ出走したってことなんだろうな。
まあ、トヨタの本音はわからない。また、ル・マン24時間レースが、そこいらにある、地方メーカーだけのレースとなれば、また、ル・マン24時間レースの価値ってのも、無くなってしまうし。
それから、考えれば、主催者は、トヨタさん、ことしもありがとう、ってことなのだろうか。
いろんな、損得勘定が働いての、今回の、トヨタのレース。
でも、僕としては、もう、トヨタさん、いいだろう。
来年は、もう参加しないで、それだったら、まだ、F1に再度挑戦するとか、そういうふうに舵を切ってもいいんじゃないかな、って思うのは僕だけだろうか。