機種は、ボーイング767-300という、かなり大きな飛行機でした。
予約したのは、3月くらいだったかな。ANAも早く予約すると、安いし、自由に好きな座席を選択できるということで、今回、伊丹空港から仙台空港までの料金は、10,690円。ちなみに、帰りも、同じく、10,690円でした。
少なくとも、米原から東京までの新幹線指定席より安いはずです。
めったに乗れないけれども、大好きな飛行機に乗れるとなれば、とことん、楽しみたいもの。
席は、事前にルート確認して、行きは、右側窓席を指定。帰りは、左側窓席を指定。
なぜか。それは、富士山が見たいからです。
今回、行きは、天気がそこそこ良かったので、雲が少し多くはあったけれども、ほぼ、全体において、下が見えましたし、名古屋過ぎたあたりから、右前方に富士山が見え出しました。
雲の中から上半分を出した富士山がしっかりと確認できて、富士山大好き人間の僕にとっては、大感激。
ここ、数年。実際の富士山を見たことがなかったので、久しぶりの富士山に感動です。
しかも、飛行機が通る南アルプスも、また、雪が残っていて、とてもきれい。
写真ではわかりづらいかもわかりませんが、実際には、富士山は、かなり遠くで、かすんでいたのに対して、南アルプスの各山は、眼下にしっかりと目の前に見えたので、とてもきれいだったです。
さてさて、表題の、LCCと、比べて、ANAを使ってよかった、っていう話に戻りますが、これまで、数年、名古屋セントレアから、Jetstarを利用して、沖縄いったり、鹿児島いったり、北海道へいったりしてきました。
特に、超格安の、往復でも、わずか、5,000円程度での乗車だったので、ダイレクトメールで、この期間なら、片道、500円です、なんてメールが来ると、思わず飛びついちゃいますよね。
でも、行きが、仮に500円でも、帰りの飛行機代が高いと、結局、往復では高い料金を払うことになる。しかも、座席指定とか、クレジットカード決裁システム手数料とかで、いくらか取られるので、決して安いとは思わない。
もちろん、それでも、JALやANAに比べたら安いんだけど、今回、久しぶりにANAに乗って感じた、LCCとの違いを数点挙げてみます。
まず、席が広い。LCCの席は、とにかく狭いので、身長180センチもある自分には、まず、シートに座るだけのことで、けっこうな体力を使います。
その点、ANAに関しては、普通シートとはいえ、LCCと比較するまでもなく、かなり、足を伸ばせることができました。
靴を脱いで、足を、全席下まで伸ばせるので、かなり楽です。LCCの場合、ひざが、もう前席に着くくらいだったから、かなり違います。
ちなみに、リクライニングは、後ろに他のお客様がおられたので、使いませんでしたが、特に、リクライニングをする必要もなく、ずうっと、窓の外を見つめていたので、リクライニングは不要でしたね。
搭乗時間は、1時間あまりでしたが、なんの苦痛もなく、楽に過ごせました。ちなみに、LCCは、1時間あまりの時間でも、降りるときに、けっこう体に負担があることを覚えています。
あと、大手航空会社とLCCの大きな違いは、空港内での、移動距離ですね。
LCCは、空港の中でも、いちばん離れたところに駐機するものだから、そこまで歩いて行くとけっこう疲れます。場合によっては、いったん、下に降りて、そこからバスに乗ることもありました。
JALやANAは、比較的近いところから乗れるので、空港内での移動距離は、かなり少なくなります。
あと、無料Wi-Fiが使えることも大きかったですね。GPSは、ネット環境がなくても使えますが、上空から例えば、Facebook等に投稿するとなると、Wi-Fiは必須条件になります。
この点、上空でWi-Fiが使えたことも、たいへんよかったです。
難点をあげれば、機内での、ヘッドホンによる、音楽サービスにおける、このヘッドホンの質の悪さ。
音は、最悪で、ちょっと聞いたけれども、これはヘッドホンが悪いのか、元のデータが悪いのか分からなかったので、自分のスマホに、この配られたヘッドホンをつないだところ、やっぱり、最悪。
何度も乗っている人は、自前のヘッドホンで、スマホの音楽を楽しんでいるようです。
いいヘッドホンなら、持って帰ろうかと思いましたが、降りるさいに、CAさんにありがとう、って言って返しました。
これを機に、伊丹空港から、全国展開しようかな、って思っています。
伊丹空港からだと、いろんな路線がありますし、早割使うと、かなり安くつきますし、平日なら、ホテルだって格安。
これを自営業の僕が使わない手はないよな。
さっそく、台風の心配がなくなりそうな、11月頃に、北海道への旅行を探ってみます。