行政書士寺村事務所のブログ

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期日前投票が始まって、またまた、発生した、投票用紙の交付ミス。選挙事務を長年やっていた自分にとって、なぜ、こんなことが発生するのかがどうしてもわからない。

参議院選挙の期日前投票が始まって、少なくとも2件、投票用紙の交付ミスがあったとのこと。

 

いずれも、早い段階で、投票者の指摘により、投票管理者が間違いに気がついて、修正したものの、もはや、それまでに、投票されたものは、すべて無効になるといういつものパターン。

 

期日前投票事務はしたことがないので、その詳しいところまではわからないけれど、投票所における、投票事務に関しては、その庶務係が、前日、夜、期日前投票がすべて終了後に、役所までおもむき、投票者名簿と投票用紙を受け取るということになっています。

 

前日に、何千枚とある投票用紙を受け取るのですから、ものすごい責任を感じます。

 

もし、強盗にあったらどうしよう、とか、もし、家が火事になったらどうしよう、とか、そのプレッシャーっていうのは、選挙事務にどれだけ真剣に取り組んでいるかいないかで、そのプレッシャーの感じ具合はだいぶん違うのでしょうね。

 

選挙日当日の朝は、各係の担当者に、投票用紙を渡すのですが、だいたい、間違える人は、選挙が、選挙区選挙と、比例代表選挙に区別されていることを理解されていないひとが、おそらく、間違えるんだろうとは思います。

 

だいたい、マスコミも、選挙について、具体的にどういう投票行動をとるのか、っていうことなんか、まったく報道もせず、ただ単に、選挙区選挙で、誰が優勢かどうか、っていうことばかり報じて、比例代表があるってことはひとことも触れないので、投票する人は、おそらく、半分くらいの人は、選挙区選挙で、誰か、ひとりだけ選択するんだろう、って思い込んでいる人が多いと思います。

 

最初、投票用紙をもらうのが、選挙区選挙で、誰かひとりを選択するもの。そして、それで終わりかと思ったら、次に比例代表をお願いします、なんて言われると、「なにそれ?」って感じる人も多くあり、しかも、政党名でも、候補者でもどちらでもいい、っていうことで、投票するところに、なんかわからないような、いっぱい、人の名前がかいてある紙を見て、どうしたらいいのかわからない人もいると思います。

 

それは、選挙をする人だけじゃなくて、選挙事務をやる人も同じで、それを理解していないので、結果的に、投票用紙を選挙区と、比例代表を間違える、ってことになる。

 

ましてや、地方によっては、その選挙と併せて、他の選挙も一緒にやることがあるので、全部で、3票投票することになるかもしれない。

 

これが衆議院にいたっては、最高裁の裁判官をどうだっていう、そんなの聞いたことないよ、って人がいるから、よけいにわからなくなっている。

 

選挙がだんだんと複雑化していることは、より、世相を反映するっていう点においてはいいことだろうけど、マスコミも自治体も、そのことをもう少し、実際の投票はこうですよ、ってやってくれれば、選挙人も、選挙事務員も間違える確率が格段に減るとは思うんだけどね。

 

実は、僕も、期日前投票をしたけど、最初に、選挙区選挙をするんだけど、その用紙が、ちゃんと選挙区選挙かどうか、確認もせずに投票。

 

続いて、比例代表でも、投票用紙を確認もせずに、投票。

 

もし、これが、例えば、逆だったら、せっかくの自分の2票の投票が、すべて無効になる。

 

しかも、それが、今回も実際に発生している。

 

実際に、鉛筆で、字を書いて投票するのもいいことかもしれないけど、いいかげん、機械化して、誰に投票するか、最後、間違いないか、っていう方式にしてもいいんじゃないかと思うけどね。

 

なんで、この電子投票なくなったんだろう。

 

選挙は大事だけど、選挙事務がいつまでも、昔のままでは、投票したいっていう人が増えない理由が何なのかを、考えて欲しいと思うけどね。