ノーベル物理学賞に、真鍋淑郎さんが受賞した、っていうニュース。
基本的には日本人だけど、もう、何十年もの前に、アメリカに渡り、アメリカ国籍を取得し、アメリカ在住だということだ。
これって、日本人にとって、今回の、ノーベル賞を、こころより、祝うことができるのだろうか。
言いたいのは、結局、日本人で基礎研究をしている人は、もはや、日本での研究は不可能だということの証明をしていることが、明確にされたということではないのか。
現在、日本在住で、ノーベル賞を取れる可能性がある人が、果たして、どれだけあるのか。
今後、日本語名での日本人と思われる人が、仮にノーベル賞を受賞したとして、それが、ずうっと、日本国内において、研究し、それでノーベル賞を受賞したのであれば、それは喜ばしいことではあるけれど、どうやら、将来的にその可能性は、かなり低いという感じではあるよね。
日本国、あるいは、日本企業は、基礎研究をする技術者に対して、よっぽどの余裕がない限りは、予算をつけることはなさそうで、このままだと、よく言われる、日本の技術の海外への流出、日本人技術者の海外への流出が、止まらないのではないか。
まあ、日本に、あるいは、日本企業に、それだけの余裕はない、ってことを証明していることであり、今後の、日本の将来は暗いかな。
コツコツと努力して、技術革命をしようとしている人に対して、日本という国は、どうやら、その努力に対する価値観というものを失ってしまったようだね。
ノーベル賞の結果が、この一週間は、続くとは思うけど、それこそ、日本人で、日本に在住で、日本において研究や、努力をされている人がノーベル賞を受賞されることは喜ばしいことだけど、そうじゃないとすれば、逆に、喜ばしい話とは言えない状況に、現在の日本がおちいっていることに、ものすごく、閉塞感を感じるのは僕だけじゃないだろう。
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