行政書士寺村事務所のブログ

滋賀県彦根市の行政書士寺村事務所です。自動車関連のお仕事や、相続関連のお仕事をやっております。どんなことでもかまいませんので、どうぞ、お気軽にご相談ください。

還暦、1年前を迎えて。年金は、来年からもらう予定だ。もらえるものは、早いうちにもらうのが鉄則だと思っている。

年金については、先ほど、2,000万円必要との話がでたり、年金100年大丈夫はうそだろう、とかの話がでたりして、実際に、戸惑っている人も多いのだろうな。

 

今日、59歳になり、いよいよ、あと1年経てば、年金を通常より、5年早く受け取る権利を得られる。

 

通常、3ヶ月前からの申請ということなので、あと、9ヶ月後に、日本年金機構に申請を行うことが可能となったということになるのかな。

 

通常、65歳で受け取る年金を、5年も早く受け取るとなれば、65歳から、1ヶ月さかのぼることにより、0.5%減額して受給されることになるので、通常の65歳からの受給に対して、その7割分、つまり3割も減額しての受給となる。

 

サラリーマンでもなく、退職金もないし、ただ、自営業なので、定年はないので、健康であれば、それなりの収入が今後も期待される。

 

ただ、僕は糖尿病患者であり、ガン系の遺伝子を受け継いでいるわけで、必ずしも、長生きするとは限らない。

 

通常、ちゃんと生きていれば、65歳からの通常支給と、60歳からの繰り上げ支給を比較すると、だいたい、76歳の段階で、支給額が同じになる。

 

つまり、76歳より、早く死んだら、60歳から年金をもらったほうが得であり、76歳より、長生きすれば、65歳からの支給がお得になるという試算だ。

 

あるいは、さらに遅くして、70歳からの支給ってのもあって、65歳以降、支給を遅らせると、1ヶ月あたり、0.7%も多くもらえることになるので、仮に、90歳くらいまで生きるのであれば、そして、その生活に支障がなければ、なるべく支給年を遅らせれば、あなたに、より多くの年金が入り、余裕の生活を送れますよ、ってことである

 

前述、糖尿病であり、また、ガン系の遺伝子を持つ自分であれば、おそらく、76歳まで生きることはなく、それであれば、早くもらったほうが得だと考えるのは普通の考えであろうし、仮に、77歳になって、自分がどんな状況になっているかはわからないけれど、77歳の自分にとって、どれだけお金の価値を感じることがあるのだろうか、ってことを考えてみれば、やっぱり、もらえるうちにもらっちゃうおう、ってことになるのは当然だとは思うのだけれど。

 

まあ、これは、自分の寿命がどれだけか、っていう決してわからない事に対して、60歳の段階で判断しろ、っていうことであり、結局、得するかもわからないし、損するかもわからない。

 

ただ、少なくとも言えるのは、今後、10年後には、年金の計算式が大幅に変わっていることは確かであり、それは、受給額がどんどん減っていくっていうことは明らかである。

 

それも踏まえて、いつからもらうのか、っていうことなんだけど、こればかりは、さすがに誰にもわからないし、競馬の大穴狙うか、複勝で、1.1倍狙うか、っていうのと同じなのかな、って感じるところではあるけれど。

 

まあ、今、定年を迎えようとしている人。あなた、いつ死ぬか分かりませんよ。だったら、もらえるうちにもらっておいたほうがいいんじゃない、っていう勝手な僕の思いを書いてみました。

 

気を悪くさせたとしたら、ごめんなさい。