行政書士寺村事務所のブログ

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昨日に続き、トランスジェンダーによる、選挙について。なんで、男女の別を書く必要があるのかは、投票する人が本人であるかどうかを確認する必要があるということなのだろうか。

昨日、選挙の投票に関して、例えば、期日前投票であれば、期日前投票をする理由に○を書いて、あとは、自分の署名と、あと、生年月日、性別を書くことになっている。

 

で、何度も言うようだけど、入場券を持ってきて、その入場券で投票するのであれば、署名は、まあ、必要だとはして、生年月日や性別を記入する必要があるのか、ってことは、昨日以降考えたんだけど、やっぱり、納得できないよな。

 

最終的に、どの人が投票したか、っていうのは、入場券で統計ができるはずなので、わざわざ、入場券に、自分の署名をするのは、まあいいとして、生年月日は、表面に書いてあるので、必要ないし、性別に男か女かに○をつけるのも意味がないのだと思うのだけれど、どうなんだろう。

 

名簿対象の人が、相手の姿を見て、男と書いてあって、姿形が男なら、次へ進むことができるけれど、例えば、男と書いてあって、相手の姿形が、女であるならば、「あんた、ほんとうに、この人で間違いないのか?」って、いうことを確認するためのものであるのではないかと思うのだけれどね。

 

生まれた性が男であっても、女として生きている人もいれば、また、その逆もある。

 

なんで、選挙の投票入場券に男女の別を書かなければならないのか。

 

もし、それで、本人確認ができなければ、極端に言えば、パンツ下ろして、性器をみせて確認するぞ、とでも言っているのであろうか。

 

最終的な投票率を確認するのは、別に本人確認をする必要もなく、年代、性別により、投票の傾向を判断することができる。

 

そうであるのに、選挙の際に、男女の別を自分で記載することに、苦痛を感じる人も多いだろう。

 

考えてみれば、どうして、今まで、このことが問題にならなかったのか、っていうのが不思議でもある。

 

公職選挙法に規定があるのかどうかはわからないし、もしかすると、各市町村の選挙管理委員会に、その様式がゆだねられているのかもしれない。

 

もし、公職選挙法に、入場券にこのような記載をする必要がある、ということであれば、今回の、選挙で当選した人たちには、いち早く、その改正を望むところではあるね。

 

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