タクシーの運転手に限らず、自動車を運転する人が、突然、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞等の突然の病気で、意識を失い、自動車が暴走。
結果的に、なんの責任もない、歩行者や、ぶつかられた自動車やバイクの運転手が、死亡したり、ケガをしたりする事故があとを経たない。
どこかの上級国民のように、もはや、運転する能力がないのに、アクセルとブレーキを踏み間違え、人を殺しておきながら、まったく反省もせず、自動車メーカーが悪いと主張するような、そういう事象とは違い、これは、どんなに健康な人にとっても、いつ、自分が、その立場になるかわからない事象なんだよな。
僕も、毎日、運転するけれど、糖尿病という持病を持っているし、血圧も決して低い訳ではないので、自分が、このタクシーの運転手になる可能性はかなり高い。
ただ、だからといって、ドライブは好きだし、仕事でも使うし、自分では、突然の病気になることっていうのが、想像できないから、毎日、運転を続けているのだけれど、こういう事象が発生すると、自分が、自動車の運転をいつやめるべきなのか、ってことを改めて考えてしまうことも確かだね。
僕の年齢的から、今の自動車より、より、運転手をアシストしてくれる、自動運転に比較的近い、全車速対応のオートクルーズコントロールとレーンキープアシスト対応の自動車を注文したけれど、5月に注文したけれど、半導体不足の影響で、どうも、今年中に納車ができるのかどうかが、かなり難しいっていう状態らしい。
もちろん、そんな機能があったとして、だからと言って、じゃあ、突然、気を失うことによる事故の抑制ができるのかどうか、っていうのはわからないけれど、それをある程度信じて、わずかでも、自分の異常が発生した時の、事故の抑制につながればいいのだけれど、それは無理っていうことなのかなあ。
そうだとすると、持病持ちであれば、もはや、運転をしてはいけない、ってことになるけれど、それは無理っていう話になるし。
事故で、人を殺めるようなことはしたくないけれど、だからと言って、運転はやっぱりやめられない。
今回のタクシー事故の運転手さんは、僕と、ほぼ、同じ年齢。持病もなかった、っていうことだから、持病持ちの僕であれば、その可能性は、今回の事故より、かなり高いのも事実だ。
さあ、どうなんだろう。運転をやめる気はないが、運転で事故を起こす可能性は大きい。
その気持ちの狭間で、結局どうすればいいのか、ってモヤモヤしながら、毎日の運転を続けなければならない、いや、続けたいっていう現状。
今回の千代田区のタクシー事故で、運転に対する考え方について、再度、考えることができたことだけはよかったかな、って感じている。
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