最近、ニュースで取り上げられた、大阪、西成区の建物崩壊事故。
住宅2棟が、崖下に崩れ落ちる映像は、かなりショッキングな映像でもあり、残った3階建ての建物が、ほぼ、空中に浮かんでいる映像はハラハラドキドキって感じで、いつ、崩壊してもおかしくなく、また、再生の道はなく、崩壊が先か、自治体の解体が先か、っていう状況になっているね。
自分が住んでいる、それも長い間なのか、短い間なのかはわからないでもないけれど、いずれにしても、自分が住んでいる建物が、崩壊という状況に陥ることは、住人にとっては、とてもつらい思いをされたと推察され、こころからお見舞いの気持ちを表したいところだ。
田舎の人間、特に、交通の便は悪いけど、ただ単にだだっ広い土地があり、そこにどっしりとした建物に住んでいる人にとっては、「なんで、あんな場所に建物を建てるんだよ」、ってことなんだろうけど、田舎の人間にはわからない理由があることも確かで、危ない建物かな、って感じていても、我が家として、大阪市内に住宅を持つ、ってことであれば、その利便性や、都会に住む優越感というのもあるだろうし、田舎の人間にはわからない理由があることも確かで、なんであんな場所に、という理由は成立しない。
ってか、例えば土地の単価で比較すれば、田舎のどうしようもない土地であれば、仮に坪単価が、坪単価、1万円もしない土地と、都会で、近くに駅やお店があり、あらゆる施設にわずかの時間で行くことが出来るということであれば、坪単価、100万円したとしても、やっぱり、田舎に住むよりかは、ちょっと危険な場所っぽいけど、都会に住みたいっていう気持ちがあるのもよくわかるんだよね。
ニュースによれば、来週の火曜日に、大阪市の主導で、残された3階建ての建物を解体するとのこと。
その費用を誰が最終的に持つのかは、現在のところはっきりとはしていないようだけど、結局は、下で工事を行っている業者に、それを負担せよ、ってこともないだろうから、結果的には、大阪市の税金で解体ってことになるんだろうね。
来週の火曜日まで、自己崩壊せず、なんとか安全に、解体ができればいいんだけど、天気予報は、雨が続くようで、その間に自然崩壊する可能性もあり、その間に崖下の住民の安全を考えて、市が雇用した警備員や、警察官の24時間警備というのも考えられ、その費用もすべて、市なり府なり、国の税金にて支払われるってことになるんだろうね。
結論から言えば、なるべくしてなった、と言われても仕方ないとも言えるけど、それは結果論であって、建築基準法という厳格な法律のもとに、建築された建物であるだろうから、誰の責任か、っていうことを問うことはできない問題なんだろうとは思う。
いわば、天災とも言うべき今回の、建物崩落事故。なんとか安全で、誰もケガをすることもなく、無事にことが終わればいいんだけど。
ただ、仮に、ことが終わったとして、後からその責任問題などのさまざまな問題も生じることは確かで、その解決まで、まだまだ時間がかかると予想されるけれど、なんとか、みんながその結論に対して、納得できるようになればいいんだけどなあ。
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