大阪北部地震から1年経ったとして、ニュースでは、それ以降の対策と、現状がどうなおか、っていうニュースを告げている。
先日、東北旅行へ行った際の、新快速からの車窓では、京都から、新大阪間において、まだまだ、ブルーシートが屋根に残っている家がたくさんあって、復興が進んでいないのだな、って思った。
阪神大震災や、東日本大震災ほどの被害がなかったせいなのか、あまり、その記憶も薄れているとは言うものの、いまだに、被災住宅の改築をできない人も多くあり、しかも、完全な崩壊ではなく、中間的な損壊。
つまりは、全壊ではないから、解体もできず、かと言って、修繕もできず。結果的に、ブルーシートの役に頼らなければならない、ってことなのだろうか。
実態は、火災保険や、地震保険で修繕はできるものの、肝心な工事業者が、去年の台風21号への対応とかも含めて、対応仕切れないってことらしい。
そういうわたしの家も、去年の9月の台風21号で被害を受けたフェンス工事の工事をしてもらったのが、今年の、4月だった。
今でも、彦根では、去年の台風21号で被害にあった塀の修理を、今、やっているところもある。
被害が起こらなかったら、基本的に、そんなに工事業者が必要ではないけれど、いざ、そういう時になれば、とんでもなく、人手不足になるという、なんとも悲しい現実。
よっしゃ、じゃあ、俺が、工事業者になってやれ、って思っても、今後、そういう被害があればいいけれど、永久に起こらないかもわからないから、新たに起業する人もないだろうし。
まあ、今ある、業者のなかで、なんとか、やり過ごす必要があるんだろうけどね。
それにしても、これは、とても人ごととは思えない。
彦根だって、いつ、去年みたいな台風がくるかもわからないし、また、地震に関しても、いつ、突然、大きな地震が来る可能性も高い。
こういう現実から、自分たちは、どう対処すればいいのだろうか、って思うけれど、結論的には、どうしようもないな、ってことなんだろう。