日本において、これまで、長い天皇制のなかで、いわゆるスキャンダルってのはなかったようには思うんだけど、もし違っていたら、ごめんなさい。
今回の、秋篠宮家、長女、眞子さまと、現在ニューヨーク在住の小室氏との、3年くらい前における婚約会見から、今に至るまでの話に関しては、やっぱり、スキャンダルと言っていいんだろうね。
これから先は、かなり、男尊女卑と、人権侵害の話をするかもしれない。
ってか、天皇制自体が、男尊女卑と人権侵害の世界で成り立っているから、ここは、ちょっと置いといていただきたい。（その話は、別途、また言いたいことがあるので）
宮内庁は、眞子さまと、小室氏とのあいだにおいて、婚約会見をするにあたり、小室氏の身体検査をやらなかった、ってことにはかなり驚きを感じた。
現皇后、雅子さまが、天皇（当時の皇太子）と結婚する際には、宮内庁において、しっかりとした身体検査が行われ、雅子さまの母方祖父が、水俣病の原因ともなった、チッソの社長だということで、反対する宮内庁や政府関係者の中には、問題視する意見があったものの、特に問題はないだろう、ってことで、無事、結婚ということになったみたいやね。
今回、小室氏の身体検査をしてみれば、父親の自殺であるとか、遺族年金疑惑であるとか、母親の元婚約者との金銭問題とかがわかったはずなんだけど、たぶん、宮内庁も変化したんだろうね。
この時代、いくら皇族であったとしても、身体検査をやるべきじゃない、って思ったんだろう。で、結果としては、現在の状況になってしまった。前もって、身体検査をやっていれば、婚約会見にまで至らなかったことは確かだと思う。
で、僕は、皇族の結婚に対して、相手に対しては、身体検査をする必要がある、ってことを言っている訳ではありません。
ってか、そんな、人権を無視した行動をすることは許されないとは思っています。
ただ、前述、天皇制に関しては、堂々と、皇室典範という法律で、男尊女卑が許されていることであるならば、ちゃんと身体検査をやって、なんら問題なく、結婚という運びになればよかったのに、って思う。
ただ、残念ながら、この段階においては、もはや、どんな理由や、小室氏がどんな説明をしようが、ふたりが、めでたく、結婚できるということに至らない状況にしてしまったことに対して、果たして、これ、誰が、収めることになるんだろう、って心配してしまうのは、僕だけじゃないだろう。
眞子さまが、悲劇のヒロインとなってしまうのか、小室氏の、大逆転劇が待っているのかはわからないけど、もし、結婚に至らず、ということであれば、これは、スキャンダル未遂ってことになるだろうし、小室氏大逆転劇があれば、それはそれで、スキャンダルってことになっちゃうんだろうな、ってことは思うけどね。
日本においては、皇族において、離婚した、再婚した、不倫した、って話は聞いたことないけど、イギリス王室においては、それが当たり前のように起こってしまった現実もあるし、日本においても、もしかしたら、皇室のスキャンダルっていうのが、日常のように、マスコミ報道をにぎわせるようなことにもなるとは思うと、なんとも、日本人にとっては、なんとも言えないっていう感じではあるけどね。
