行政書士寺村事務所のブログ

滋賀県彦根市の行政書士寺村事務所です。自動車関連のお仕事や、相続関連のお仕事をやっております。どんなことでもかまいませんので、どうぞ、お気軽にご相談ください。

さざなみ街道(通称、湖周道路)で、大きな事故に遭遇。大きなケガでなければよいが

今日の午前10時頃だったか、近江八幡か、野洲あたりかな。大型トラックと、普通乗用車の事故が、さざなみ街道(通称、湖周道路)で発生した直後に通過した。

 

少し前から、なぜか渋滞していたので、「ああ、また、工事か」って思っていたら、そうじゃなくて、えらく派手な交通事故が発生していたのでした。

 

わたしは、彦根方面から守山方面へ走っていると、渋滞に。少し、動いて見たら、対向車線(長浜方面)に、左前面を激しく壊れた大型トラックが止まっている。

 

「うん?なに?」そのときはわからなかったが、すぐに、交通事故であることがわかった。そのトラックと同じ車線で、歩道側(琵琶湖側)の歩道と車道の間で、右方向に横転(90度)した、普通自動車ステーションワゴン系かなって感じ)が、右側面を下にしていた。

 

そして、その横を通行する自分は、事故の影響による、いろんな部品が飛び散った大津方面への片側車線を、障害物を踏まないように、南進をしたのでありました。

 

この状況から、いったいどういう事故だったかは、まったくわからない。

 

対向車線の大型トラックの右側(運転席側)が壊れているのであれば、対向車線同士の、正面衝突ってことも考えられるけど、トラックは助手席側が大きく破損。

 

一方、普通自動車は、同じく、琵琶湖側に横転。

 

僕が通過したときは、おそらく、事故の5分後くらいと考えられ、歩道で、数人が、しきりに、携帯電話で、どこかと連絡をとっていた。

 

その時点では、けが人の有無はわからないけど、片側1車線の道路ゆえに、その場で止まることもできず、また、事故関係者が、電話をしていたので、部品をよけて通過をしたのだけれど、対向車線で、前方に横たわっている普通自動車と、大型トラックの影響で、前に進めず、どうしたらいいのか、って心配そうな、赤のアクアの女性が、あまりにかわいそうに感じながらも、そのまま通過したっていう感じでした。

 

横転した自動車には、もしかしたら、まだ、人が残っていたのかもしれない。でも、どうすることもできず、あとは、警察にまかせるしかないな、って感じだった。

 

今のところ、今日は、湖西の161号線で、トラック同士の事故で亡くなった人があった、っていうニュースだけで、近江八幡あたりのさざなみ街道での事故のニュースはないので、大きなケガにはならなかったのな、って、ちょっとほっとはしているけど。

 

このさざなみ街道。去年あたりからだけど、いわゆるビワイチと呼ばれる、琵琶湖一周をする自転車のために、多くの場所で、工事が行われ、そのたびに交通渋滞を起こす原因となっているのは事実だ。

 

ビワイチを歓迎して、その整備を進める滋賀県が、この事故に関連していると言うわけではないが、この滋賀県が行う工事に、「これって、ちょっとおかしいのではないか」、ってのも正直思うんだよね。

 

というのも、工事が、道路を拡張し、自転車が通る車線を増やす工事をやっているのではなく、あくまで、道路を拡張することなく、同じ幅で、歩道と、車道の間のすき間に、なんとか、自転車を通す幅を確保しているだけの工事なんだよな。

 

だから、結果的に、自転車のために、車道が狭くなっている工事をやっているだけのことなんだよね。

 

去年くらいまでは、工事じゃなく、車道に、青色の線を引いて、その分、自動車が通る車線の幅を減らして、自転車の道を車道の中に確保するような施策がされているようだったが、去年くらいから、工事を伴う工事に推移していったようだ。

 

だけれども、前述、道路全体の幅を変えずに、ようは、拡幅をしないで、自転車のために、工事をやっているのは、なんだかおかしいっていうか、それだけお金使って、渋滞を作って、それでも、ビワイチを推進するんかい!、って言いたいね。

 

車道の路側帯に、1mくらいの幅で、青色の線を入れることで、自動車の車線逸脱警告の音が、ピーヒャラ、ピーヒャラとうるさいし、自転車の中には、時速50キロくらいで集団で走行する自転車もあり、抜けるに抜けない、っていう状況もよくあるし。

 

自動車の運転手にとっては、自転車のビワイチをはじめとする自転車は、うっとうしいだけの存在だし、まあ、逆に、自転車にとっては、自動車の存在は恐怖であり、迷惑であり、お互いに共有できない存在であることは間違いはない。

 

滋賀県の、ビワイチを応援する気持ちはわからないでもないが、それを推進するのであれば、さざなみ街道を、チョビチョビ、効果のないことをすることにお金をかけるより、用地買収を含め、車線拡大の根本的な方法をとってもらわないと、永遠に、自動車と自転車、歩行者が共用できる道路ができるわけないのではないかと思う。

 

まあ、用地買収っていうのは、言うが安し、ってのはわかっているけど、じゃあ、湖西地方で、今進めている、161号線の湖西道路や、その他のバイパス工事は、比較的土地買収がやりやすいからやるんかい!ってことも思うし。

 

さざなみ街道には、前から、その工事のやり方に不満を持っている。そのことを滋賀県に感じてもらって、意味のない工事でお茶を濁すことのなく、自動車、自転車、歩行者が気持ちよく道路を通れるような道路造りをして欲しいということを言いたい。