行政書士寺村事務所のブログ

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オリンピック関係者へのワクチン接種。うやむやにしたら、許さないよ。

オリンピックに出場する選手の他に、関連するコーチや監督、あと、関係するスタッフへの、コロナウイルスワクチン接種が、6月1日から、なんだか、大きな情報にはなっていないが、隠れながら?、始まるようです。

 

65歳以下の国民からすれば、まさに、オリンピック特権であり、オリンピック関係者は上級国民か、っていうことを感じることになるだろう。

 

オリンピック出場する選手で、公に、このことを積極的に言う人はいない。(一部、発信した選手もいるが、じゃあ、それで出場できないならば、それでも優先権を使わないのかははっきりして欲しい)

 

これは、オリンピックが開催されるのであれば、自分がワクチン接種をしていなければ、相手が、不戦敗になるような事態が起きることを案じて、「国民のみなさん、ごめんなさい。だって、ワクチン接種しないと、出場すらできないかもしれないから」って気持ちがあるのだとしたら、これは、その説明責任が発生すると思う。

 

選手は、もしオリンピックが開催されたのであれば、正直に「わたしは、オリンピック選手であり、優先して接種を受けました。そして、関係するスタッフも同じく接種を受けました」と、発言する必要があるのではないだろうか。

 

それに対して、「それは仕方ないね」、って言う人と、「それは特権じゃない?おかしいだろう」って言う人が二分されるのではあろうけど、それが、今後、国民の意見が仮に二分されたとしても、言えることは、接種を受けた選手は、「特権で接種を受けました。」と、いうことをSNSであっても、記者会見であってもなんでもいいから、それは言うべき必要があると思うのは当然なのかな、って思うのです。

 

例えば、人と人が直接、体が触れる競技。例えば、柔道とか、レスリングに関しては、外国人選手が、相手の日本人選手がワクチン接種を受けていない、ってことで、あえて、相手選手が不戦敗を選択することのないように、自分では、抵抗があるけど、特権使っちゃおうっていう選手が出ることも確かで、それに対して、僕自身は、仕方のないことと思う一方で、そうであれば、事前に、自分(スタッフを含めて)は特権でワクチン接種を受けました、っていうべきではないかとは思うのだけどどうだろう。

 

ひと月ほど前だったか、選手の一人が、オリンピック選手だからといって、優先してワクチン接種を受けることはしない、っていう選手もいたと思うけど、だけれども、だから、そのためにオリンピックに出場できない、あるいは、相手選手が、わざと不戦敗を選択することになるようであれば、その選手は、その主張を押し通すことができるのだろうか、って思う。

 

そうなれば、「ごめん、優先権は使わない、って言ったけど、仕方ないから、ワクチン接種するわ」ってことになるわな。

 

まあ、微妙な話で、まずは、オリンピックが開催されるのかどうかってのもわからないけど、もし、開催されるのであれば、もう、あと、50何日っていうところまで来ているので、決めるのは今しかない。

 

接種を受けた選手関係者は、正直に、「優先権を利用して、接種を受けました」と、発言するのが出場条件であり、あとから、わかって、それを発言、または、発覚したとするのであれば、その選手が、仮にメダルを取っても、そのメダルは剥奪されるべきであり、そんな選手にメダルを与える必要はないと思う。

 

とにかく、国のやりたい気持ちはわかるけど、それに右往左往される選手の気持ちもわからないでもないが、基本的に、この状況下において、オリンピックを開催することが、果たしてどうなのか、っていうことも考えなくてはいけないと思う。

 

最近、オリンピック出場する選手からの発言が、少なくなっているのは、なんか、選手の優先権を利用したワクチン接種をうやむやにしようとしているんじゃないか、って思うし、そんな選手を応援する気にもならないし、それがわかったら、とっとと引退して欲しいって思う。