行政書士寺村事務所のブログ

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釧路で水揚げされたクジラ肉が、大阪で販売されたっていうニュースがあったけど。自分たちが、昔、食べていたクジラ肉とは、ぜんぜん別物なんだろうな。

今夕のニュースで、7月から始まった近海での商業捕鯨で、釧路で水揚げされたクジラ肉が、大阪で販売されたっていうニュースを見た。

 

いったい、100グラムいくらで、売られていたのかはわからないけれど、見ている限り、生肉の刺身での販売だったようで、昔、僕らが食べていたクジラ肉とは、別物のようだった。

 

おそらく、値段は、100グラム、500円以上、おそらく、1,000円くらいの値段だったのだと思う。

 

豚や牛の安い肉に比べて、10倍近い値段なんだろうね。

 

今後、商業捕鯨が盛んになり、クジラ肉のうちでも、あまり値打ちのない肉が、安価で提供されるものだとは思うけど、果たして、50年前のあのクジラ肉が販売されるのかどうかは、わからないし、仮に、それが売られたとして、さらにそれが、安価だったとして、それを買う人はいるのだろうか、ってことだわな。

 

あの、固いクジラ肉が、100グラム30円くらいであれば、一度買ってみようか、って思うけど、少なくとも、100グラム100円以上するクジラ肉は、よっぽど、それがおいしいものであれば別だけど、まさか、そんなこともありえず、買うことはないだろう。

 

日本は、IWCを日本の文化を守るだけで、脱退したけれど、それに対する、海外の反応は、あまりいいものではないことも確かだ。

 

日本政府もそれを理解したうえで、脱退したのだろうから、それなりに勝算ってのもあるのだろうけど、結果的に商業ベースに乗らないのであれば、何のために、商業捕鯨を再開したのかが、まったくわからない。

 

ただ、クジラが多すぎて、小さな魚を、一度にいっぱい食べちゃって、それが影響で、小さな魚の漁獲量が少なくなるのであれば、やっぱり、いわゆる、クジラ駆除ってのも必要だとは思うけど。

 

それが、IWC脱退と、商業捕鯨と、小さな魚の漁獲量減少と、クジラの駆除と、何を、どうやって、天秤にかけているのかが、よくわからないのだけれど、まあ、しばらくは、様子見するしかないのだろうな。

 

文化を守るっていうのは大切だけど、僕が、どうしてもクジラ肉を食べたくて仕方ない、って思うならともかく、おおよそ、そういう人間が、ほぼいない状況で、この状況になった日本は、これから、どういう道を進んでいくのだろうね。

 

うまく、やっていければいいのだけれど。