たぶん、前にも、僕のブログで書いたと思うけど。
リニアの工事が順調に進んでいるというのに、静岡県知事は、絶対に静岡県内を通さないという姿勢を崩していない。
この週だったかに行われた、参議院補選、静岡補選でも、現静岡県知事が推薦する議員が、当選という結果になったね。
つまりは、静岡県民は、今回の選挙でも、リニアが静岡県を通ることに「ノー」を示した、ということだ。
で、そうであるならば、JR東海は、もはや、静岡県を通過することを考え直し、迂回ルートで行くしかないだろう。
どうせ、静岡を通させていただいても、その大きな代償を要求されるくらいであれば、仮に、東京、名古屋間の時間が、5分、10分遅れようとも、静岡を通らない迂回ルートを選択せざるを得ないだろう。
ただしだ。そうなれば、東海道新幹線において、JR東海は、静岡県に対して、その代償を払わせる必要があるだろう。
ただでさえ、静岡県には、多くのこだま停車駅があるが、それらの、こだま停車駅のうち、少なくとも、半分以上は、こだま通過駅にします、っていうことを言ってもいいのではないか。
そして、仮に、ひかり停車駅があるとすれば、すべてそれをなくし、こだま停車駅については、その半分は、こだま通過駅にすることで、リニア反対の、その代償だということを、なんで、JR東海の社長が言えないのか、って思うけど。
はっきり言って、静岡に多くあるこだま停車駅のうち、その半分以上をこだま通過駅にすれば、静岡県民にとっては、ものすごく痛手となることは間違いない。
それを脅迫の手段として、JR東海が、静岡県知事に提言すれば、リニアの静岡区間を外す、ってことの問題も、ちょっとは違ってくるのではないかとは思うのだけれどね。
工事は、もうすでに、静岡を通る予定で、工事が進んでいるのだし、今から、静岡を外れて、迂回ルートをするとなれば、JR東海にとっては、とんでもなく、困った問題ではあるだろう。
それを考えれば、静岡県知事に対して、なんで、もっと強行的な発言ができないのか、っていうのは、なんとも、なさけないって気持ちが強いけれども。
まあ、政治的な問題だから、いろいろとあるんだろうけど、もし、僕が、JR東海の社長だったとすれば、静岡は通らない迂回ルートを選択するが、その分、東海道新幹線のこだま停車駅は、はっきり言って、その半分以上を通過駅に変更するぞ、っていう脅迫をしてもいいのではないか、って思うのだけれどね。
まあ、世の中、いろんな力と力のせめぎ合いがあり、そう簡単には話は進まないとは思うけれども、この問題は、もはや、待ったなしの状態でもあるのだから、早く、誰もが、納得できるところで落ち着けばいいのでは、って思うところではあるけどね。
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