行政書士寺村事務所のブログ

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前にも話したけど、ペナントレースで、勝率5割にも届かない、3位チームが、下手すりゃ、日本一になってしまうというお笑いシリーズ。案の定、今日は、その第1段階となったわけだ。

阪神ファンにとっては、ペナントレースで、11ゲームもの差をつけたチームに、わずか2試合やっただけで、日本一の称号を受けるチャンスを奪われたのだから、阪神ファンにとっては、やりきれないところもあるだろうね。

 

そうでもないのかな。今日の、試合終了後に、甲子園で、暴動でも起きるかな、なんて思っていたけれど、観客の多くは、「はい、終わり、帰って、飯食って、風呂入って、へーこいて寝よ」って客が多かったようにも思う。

 

それだけ阪神ファンにとっては、ペナントレースで、結果的に優勝できなかったのだから、もう、CSなんてどうでもいいわ、っていう気持ちもあったのかもしれないね。

 

3位チームでも、仮に、その対象チームとのゲーム差が、大きく離れているにも関わらず、2位チームと3位チームには、ホームゲームでやれるというハンデと言っていいのかわからない程度の特典くらいしかなく、仮にペナントレースで、11ゲームもの差があったとしても、まったくゲーム差のハンデがないのも、考えてみればおかしな話だよね。

 

ゲーム差ももちろん、巨人は、ペナントレースで、勝率5割を切っているんだから、そんなチームが、結果的に、日本一の称号を与えられるっていうのは、これはおかしいし、はやく、こんなあほなことやめればいいのに、って前から言っているけど、それがなくならないということは、結果的には、多くのファンが、それを支持しているということなのか。

 

せめて、第1ステージにおいても、ゲーム差に応じた、ハンデをもらってもいいのではないかと思う。

 

11ゲームもの差があるんだから、11点を2位チームに与える。その11点を1試合目に全部使ってもいいし、半分の5点を使ってもいい、って感じかな。

 

つまり、もし、今回の場合で言えば、阪神と巨人には、11ゲームの差があったわけだから、阪神は、11点を、試合をする前から与えられる。

 

2勝利勝ち抜けは、そのままにして、例えば、矢野監督は、初戦は大事だから、6点を第1試合に最初からもらえて、6対0からゲームをはじめれば、仮に、実質、0対5でゲームに負けても、6点が最初から与えられているので、結果的には、6対5で勝利となる。

 

第2試合目は、11点のうち、6点は使っちゃったから、残り5点を、まあ、全部使うもよし、第3試合があることも考えて、3点くらいを使うもよし。

 

それは監督の考えで自由に使える。

 

てな感じで、それであれば、そこまでハンデをもらって、それでも負けたのだから、阪神ファンとしても、これは仕方ない、って感じるのではないだろうか。

 

今のままだと、例えば、全部で10問のクイズ番組があって、1問回答で、10点ゲットっていう仕組み。

 

第9問を終えて、阪神が、90対0で巨人に勝っていたけれど、な、な、なんと、最後の問題は、大逆転のチャンス!この問題を回答すれば、100点を差し上げます!さあ、大逆転のチャンスってことで、それであれば、それまでの第9問までの得点はいったいなんだったのか、って笑い話によくでてくる話を、日本のプロ野球界は、どうどうと、この方式をやっているんだよな。

 

だから、僕は、このシリーズを「お笑いシリーズ」と呼んでいるんだ。

 

正直、僕は、こんな仕組みは、もうやめるべきだと思う。ただ、球団には球団の事情もあるんだろう。

 

仮に、第3位でも、勝率が5割を切っていても、とにかく、3位以内にはいれば、日本一の称号を与えられるチャンスがあるってことで、消化ゲームを減らしたり、観客動員というものにも影響があるだろうからね。

 

日本においては、優秀な選手が、どんどんとアメリカに渡り、もし成功すれば、給料も、日本とは桁違いに大きな数字となるわけで、どんどん日本のプロ野球からスター選手が減っていく。

 

当然、観客が減る。球団としては、やっていけない。だったら、3位チームでも、なんとかなる仕組みを作って、少しでも収入を確保したい、って気持ちが強いんだろう。

 

ただ、これって、もちろん賛成する人も多いんだろうけど、僕みたいに反対する人も多いはず。

 

そろそろ、考え直してもいいのでは、って思う一方、やはり、残すしかないのか、っていう事情もわかるんだけどね。

 

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