普通のサラリーマンや自営業者と、スポーツに携わる人にとって、その年齢による、違いというのを、改めて、感じた、今日の、松坂大輔投手の引退だったね。
男、41歳。もちろん、女、41歳であっても。
普通であれば、一般のサラリーマンや自営業者にとっては、いちばんの働き盛りっていう年齢だろう。
仕事の、酸いも甘いもわかってくる年齢で、いかに、これからの自分を高めていくか、っていう年齢が、たぶん、その年齢なんだろうとは思う。
ただ、スポーツ界においては、もはや、40を超えるということは、体力、視力、反射力においても、20代の選手とは、まったく違うものとなり、同じ世界でやることが、すでに、不可能となるのが、スポーツ界においては、たぶん、この年齢なんだろう。
イチローさんも、いくつだっけ。50近くまでやってきたけど、さすがに、衰えを感じての引退だったし、サッカーのカズさんに関しては、もはや、客寄せパンダ的な感じで、ちょっと、どうなのかな、って思う人も多いだろう。
体勝負のスポーツ界においては、無理だけど、頭の脳の力は、比較的体力に比べて、そうは簡単に衰えはしないだろうし、今度は、経験というのが年齢を重ねる上で、多くのその経験が、若い人への力になれるのではないかと思うので、まだまだ、って感じだとは思うけど。
将棋界で言えば、羽生善治先生が、50歳を超えて、さすがに、タイトルをとるどころか、通常の棋戦においても、なかなか、勝利をとるのが難しい、っていうことになっているようだけど。
いろんな社会において、いろんな人が、年齢相応の仕事をすることが、その人にとって、いちばんなんだな、っていうことがわかってきたように思う。
おそらくだけど、年齢を重ねた多くの人が、たぶんだけど、自分で、自分の年齢による衰えっていうものが、現実的に発生していても、自分自身は、それを感じ取れないってことがあるのだと思う。
僕は、今、61歳だけど、今でも、100mを15秒で走れるのではないか、って思うし、バイクに乗れば、峠をバリバリ伝説なみに、走れるのではないか、って思っているしね。
昔の記憶っていうのが、残ってしまっちゃうと、現在の自分が、それをできると勘違いしちゃうってことがあるんだよね。
高齢者による、自動車事故などもそうだろう。
若いときに感じた感覚って言うのは、年齢を重ねても、なぜか自分の脳の中に残っている。
ただ、残念ながらその記憶とはうらはらに、自分の能力はものすごく劣っている。
運転をしていて、「おいおい、こいつ大丈夫か?」って思う自動車の運転手を見れば、たいがいが、高齢者であって、もはや、自分の運転技術が世間に追いついていないにもかかわらず、自分では、まだまだぜんぜん大丈夫だ、っていう感覚を持っているのだろう。
こういう高齢者が、なんの罪もない人を、殺傷することが、現在問題になっていることから、高齢者には、早く、自分の年齢における、老いというものを感じて欲しいけどね。
まあ、ここで、そんなこと書いても、そんな高齢者が、この僕の書き込みをみることは絶対にないので、僕の書き込みは、まったく意味がないけどね。
まあ、話は戻り、41歳で、もうどうしようもなく、情けない姿を出した松坂大輔投手だけど、それは仕方のないことであり、よく、今まで、頑張ってくれました、と、拍手を送りたい。
今後は、解説者になるのか、どこかのチームのコーチになるのか、あるいは、芸能界に入って、お笑いタレントになるのかはわからないけれど、どの道を選択しても、自分にとって、いちばん適性だと思う仕事についてもらえればうれしいけどね。
メジャーも経験したから、もうお金も、死ぬまで働くなくとも十分もらったから、っていうことで、自然消滅することだけは避けて、どんな形でも、また、なんらかの形で、復活して欲しいと思う。
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