先日、元男性の重量挙げ選手が、性転換手術を受け、オリンピックにも、女子として、参加することに対して、世界から、それはどないやねん!っていうことで論議になっていたけど、今日、その競技が行われ、結果的には、この選手は、メダルを取ることが出来なかったようだ。
まあ、もしメダルでも取っていようなものならば、他の女子選手や、各国から、非難を浴びることになったとは思うけど、まあ、あくまで結果論ではあるけれど、万事何事もなく、ってことで終了したってことか。
まあ、今回は、結果的には、何事もなかったのごとく、すべてが終わって、今後、話題にもならないのだろうとは思うけれど、問題は、今後、このようなことが発生したときに、オリンピックを管理する団体、あるいは、各国の選手の条件を定める機関において、どのような対応が取られるのだろうか、ってことで、たぶん、この選手の登場で、逆に、もし、今後そういう事態が生じたときは、どうするべきか、っていうことを、論議されて、ある程度の結論が出てくるのではあるとは思うけど。
今回の重量挙げ以外にも、このオリンピックには出場してはいないとは思うけど、何年か前に、中国の女子陸上のリレー選手が、おそらくであろう、ホルモン投与で、元女性が、ほぼ、男性として、リレーに参加した写真があるので、ここで紹介してくけど。
これって、まあ、いちばん左の選手は、まあ女性かな、って感じはするけど、中のふたりは、どう見ても男性だし、いちばん右の選手も、髪が長いので、一瞬だまされそうだけど、完全に男だよな。
今回の重量挙げ選手は、元男性で、女性への性転換手術を受けて、女子としてオリンピックに参加したけど、この中国の女子陸上のリレー選手は、元々女性だけど、男性ホルモンを投与されて、からだも見た目も、男性に変化したということで、ちょっと、違う話ではあるけれど、問題の体質的には同じ問題ではあるよな。
話は変わるけど、今回、ロシアは、国としてのロシアとしては出場していない。
それは、ロシアの組織的なドーピングが、オリンピックに違反するってことだけど、実際には、ROCとして、ロシアとしてのほぼ、国と同じ感じの参加が認められており、メダルも、かなりの多くの数をとっていようだけど、そのうち、いろんな国が、このドーピングを含めて、ホルモン投与や、性転換ってことで、どんどん、話がややこしくなっていくことになるんだろうね。
ドーピングは、抜き打ちで、尿検査とかが実施されるようだけど、今回の重量挙げや、中国の女子陸上のリレー選手は、どうやって、検査して、どうやって、その出場ラインを決めるのか、っていうのは、なんか、どれだけ厳密にやっても、新しい、手法による選手の半分違法的ではあるけれど、どうどうと参加できるということにもなりかねない。
オリンピックって、国家間同士の、メダルの数で国家を抑揚しようという意味もあるけれど、それをどんな手法を利用しても、それでも、ひとつでも多くのメダルを取ればいい、ってことが、果たしていいことなのかどうか。
3年後に行われる、パリ大会では、厳密な、出場条件を決めていただき、誰からも文句を言われることのないような、正常なオリンピックになることを望む。
もちろん、コロナウイルスが沈静化していれば、っていう前提の元で、ってことももちろんだけどね。
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