将棋の、藤井聡太2冠が、先日の棋聖戦で、これもまた、史上最年少でのタイトル防衛ということで、タイトル通算3期ということで、最年少での九段昇段を決めたというニュース。
まあ、もはや、すさまじい、という言葉しかでないほど、藤井聡太さんの活躍ぶりには、驚きを禁じ得ないというのが、まあ、ほとんどの将棋好きな人の正直な感じなんだろうと思う。
これまでの、最小年九段昇段が、今回の棋聖戦でストレートで破った、渡辺明さんで、その渡辺明さんが持っていた記録が、21歳7ヶ月ということで、それをほぼ、3年近くも縮めたってことだから、まあ、驚き以外の何物でも無いって感じです。
この表を見ると、国民栄誉賞の羽生善治先生ですら、23歳6ヶ月ということで、そのすさまじさが、ほんと、半端ねえ、ってことになりますね。
この藤井聡太九段は、今後も、おそらくではあるけれど、タイトルを獲得していくんだと思います。
だって、今現在、この藤井聡太さん以外に、目立ったライバルっていう人がいないからね。
唯一、天敵とされる、豊島将之さんだけど、王位戦でも、藤井聡太九段は、豊島さんに負けて、これで1勝6敗ということになったとはいえ、今後、どうなるかはわからないし、逆転にて、王位奪取ってこともあるかもしれないから、目が離せない展開が、今後も将棋ファンを楽しませてくれることだろう。
さて、今後だけど、この藤井聡太九段が、永遠に、トップ棋士でいられるか、というと、さすがに、それはないだろう、ってことになる。
確かに、今は、まさに敵なし、って感じだけど、どうだろう、羽生善治先生が、国民栄誉賞を取った頃から、いや、もっと前からだけど、幼い子供、小学生たちが、将棋に興味を持ち、また、インターネットによる、将棋の勉強法も確立されたこともあり、今後は、藤井聡太九段を上回る、さらに強い棋士が現れることは容易に推測される。
羽生善治先生が、7冠王をとった頃。その時点においては、もはや、この人に勝てる人が出るのだろうか、と感じていたけれども、それでも、その後、若い棋士がどんどんと現れて、それでも、40台後半まで、ずうーと、タイトルを保持し続けていたのはとんでもないことだけどね。
前述、藤井聡太九段においても、今、幼稚園児や小学生、中学生において、とんでもない棋士が出てくることは容易に推測され、それらの棋士と対戦するのは、藤井聡太九段が、20代中盤~30代前半となることだろう。
その時に、それらの新鋭棋士に対して、勝利を重ねることができるのかどうか、というのは、とても興味深いことは確かで、なんか、ワクワクするって感じだけどね。
そういう棋士が現れて、それでも、タイトルを保持すれば、羽生先生を超える棋士になるし、もし、より強い棋士が現れて、タイトルがなかなか取得できない、となれば、羽生先生を超えられないかもしれない。
将来のことを予想することは不可能だけど、藤井聡太九段には、羽生先生を超えられる可能性がある、現在、唯一の存在だと思うので、頑張ってください、って気持ちで、応援したいという気持ちです。
で、現在、羽生先生は、あと1期で、通算100タイトルというところで、足踏みを踏んでおり、このままの情勢では、100タイトルは、かなり厳しい、っていうのが大方の予想ではあるけど、いやいや、まだまだ、羽生先生は、トップ棋士であり、究極の100タイトルってことも、決して夢物語ではないとは思う。
実際、大山康晴先生は、60歳を超えても、タイトル挑戦をした実績もあり、羽生先生において、タイトル挑戦においては、まだまだ若いから頑張ってください、ってお祈りいたします。
これからの将棋界を、ますます楽しませてくれる存在であることは間違いがないので、お二人とも、お体に気をつけて、精進していただくことを希望します。
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