浜田省吾さんの新曲「この新しい朝に」がすばらしいとともに、68歳にして、この曲を発表したことに驚きと感謝を感じ得ない。
普通ならば、これだけヒット曲を数多く輩出したのであれば、まあ、年齢的に言えば、もう新曲を出さなくとも、その人に対する尊敬の念は減ることもなく、また、これまでの曲を何度聞いても、飽きないのだから、普通に言えば、新曲を出す、っていうことが普通のアーティストであれば、なかったとは思う。
ファンにとっても、これまでに作った曲をコンサートで唄って欲しい、聴きたい、ってのが普通なので、あえて、新曲を望まない、っていうのが普通なんだろう。
今回、浜田省吾さんが、68歳にして、新曲を発したのは、やはり、コロナウイルスの影響が大きいのかと思うがどうだろう。コロナウイルスの影響で、家族を失った人、病んでいる人、仕事を失った人、そのほか、いろいろな人が苦しんでいる。
そういう人に対しての、応援ソングであると感じたがどうだろう。
コンサートも、もう、2年以上やっていないだろうし、直接ファンに、曲、いや、自分の現在の姿を提供することができないのであれば、それならば、ネット上での配信、ミュージックビデオによる、近況報告的なものもあったのかもしれないね。
ファンにとってみれば、直接、コンサートに行って、見たい、聴きたい、っていう気持ちが強いけど、現実、このコロナの現状からして、それが無理だとすれば、だったら、新曲を出して、ミュージックビデオに出して、今の俺を見てくれ、って気持ちが強かったのかもしれないね。
歌詞の中身も、今のコロナで苦しんでいる人や、それ以外にも、いろんなことで、苦しんでいる、悩んでいる人に対して、もう一度、頑張ろう!、っていうことを唄った曲のように感じるし、この曲で元気もらった人も多いだろうと思う。
歌詞だけじゃなく、やはり、曲も浜田省吾さんらしい、ポップながら、気持ちよくなるテンポがすばらしい曲に仕上がっているしね。
こういうミュージシャンがいることに、今、幸せを感じるとともに、この「浜田省吾」という人物に対して、ますます尊敬の念と、もし、コロナが落ち着いて、コンサート解禁となったら、いちばんに、観に行きたいっていう気持ちが強くなった、今回の、新曲発表だと思う。