里見香奈女流5冠が男性棋士に1日2勝 プロ編入試験の受験条件に王手の記事を、気持ちよく読ませていただいた。
里見香奈女流五冠は、男女関係なくプロ棋士になれる3段リーグでは、残念ながら年齢制限で正式にプロにはなれなかったけれど、ここ最近の男性棋士との対局では、連勝も含めて勝ちを続けていて、今日の、対男性棋士との2勝は、もはや、棋士としての資格を十分に持ち合わせていると言っても過言ではないと思う。
ただ、これで、プロ棋士編入試験への道が近づいたということで、これから、数ヶ月が、本当の正念場ってところだろうな。
女流棋戦も楽しいけれど、やはり、男女混合の、いわゆる、将棋の棋戦に、男女関係なく参加できて、その中で、唯一の女性棋士として、里見さんが男性棋士を、バッタバッタと打ち負かすところを見てみたいと思うのは、僕だけではないだろうと思う。
今回の、編入試験への道は、一切、ハンデなしでの、正式なプロへの道筋での活躍であり、誰にも文句を言われるものではない。
今日、勝利をあげた、畠山鎮七段は、その実力もさることながら、後輩への指導的な立場においても、優れた人格の持ち主で、もちろん、トップ棋士のひとりであるということは間違いがない。
その畠山鎮七段に勝利をしたということは、もはやその実力は、誰しもが認めるところなんだろう。
ただ、将棋のプロの世界の壁は厚い。
そうは簡単には、プロにはなれない、ってのも本人が一番理解されていると思うけれども、僕としては、なんとか、プロ編入試験に合格していただいて、初の女性棋士になっていただき、将来は、もしかしたら、タイトルも取れるような棋士に成長していただくことを心から望むものです。