行政書士寺村事務所のブログ

滋賀県彦根市の行政書士寺村事務所です。自動車関連のお仕事や、相続関連のお仕事をやっております。どんなことでもかまいませんので、どうぞ、お気軽にご相談ください。

自転車のビワイチ(琵琶湖一周)は、反時計回りの暗黙のルールがあるのかなあ。それとも。

いつも、仕事で、彦根から守山まで、湖周道路を走ります。

 

そこで、必ず逢うのが、自転車で、琵琶湖を回る一団。

 

琵琶湖一周をしているのか、あるいは、あるところから、ある場所へ移動しているのかはわかりませんが、とにかく、たくさんの自転車ロードバイクに出会います。

 

滋賀県は、さかんに、この琵琶湖一周の自転車サイクリングっていうのか、略して、ビワイチというのか、それにかなりお金をつぎ込んでいるのはわかります。

 

自治体と民間業者がタイアップして、いろんなところに、自転車に都合のいい停車場を店舗の中に設置したり、また、湖周道路も、歩道と車道の改良工事が、いたるところでなされていて、これにより、ますます、琵琶湖を回る自転車の数が多くなっていることは確かです。

 

で、気がついたのは、ビワイチは、基本的に、左回り、つまり、反時計回りの暗黙のルールがあるのかどうかがわからないのです。

 

というのも、確かに、彦根から守山までいく道中では、反対車線(南から北へ)を走る自転車が多い。

 

逆に、守山から、彦根にいく道中では、同じ左車線(同じく南から北へ)と走る自転車の数が、おおよそ、8対2くらいの確率で、多いことは間違いないと思います。

 

僕は、自転車に乗らないので、今の、ビワイチのルールを知らないのですが、もしかしたら、ビワイチは、左回り、反時計回りの暗黙のルールがあるのではないかと感じています。

 

実際に数が多いこともそうですが、滋賀県が湖周道路の改修を行っていますが、その改修の大きな目的は、琵琶湖を左回りで回る人のためになされていると感じるからです。

 

具体的には、湖東に関しては、琵琶湖側の歩道と車道の間に、青色の矢印が、プリントされていて、自転車は、ここを走りなさい、っていう滋賀県の意思表示が表れているのです。

 

で、反対側はというと、こと、湖東地域に関しては、琵琶湖と反対側の車線には、なんら、その施策が施されている様子はみられません。

 

琵琶湖の湖周道路を走る自転車のなかで、確かに、左回りの自転車が多いのですが、右回りの自転車も2割くらいの確率であります。

 

でも、滋賀県は、基本、ビワイチは、琵琶湖一周を想定したものであり、それは、左回りを想定している、と考えていると推測されます。

 

彦根から、守山までの役1時間の道のりですが、明らかに、そういう意図がが見られるので、おそらく、滋賀県は、そういう暗黙のルールを元に、公共工事をやっているものではないかと思うのです。

 

それにしても、水を差すようで悪いですが、自動車乗っている人間としては、あの自転車ほど、邪魔なものはありません。

 

せっかく、滋賀県で、琵琶湖一周を楽しんで欲しいという気持ちはあるのですが、それが、同じ車線で、しかも、整備がされていない、比較的狭い道路上では、2~30キロくらいで走る自転車は邪魔以外のなにものでもありません。

 

対向車線に自動車があれば、抜けませんし、たまに、いきなり、自転車走行車線というか、中央に寄ってくる自転車もあることから、なかなか、無理に抜くことができないのです。

 

結果的には、たとえ、中央のラインが黄色であっても、それを飛び越えて、対向車線にはみ出し、抜くしかありません。

 

せっかく、琵琶湖一周を楽しんでいる人がいるんだから、その人たちのためなら、少々の不満は、我慢しなきゃだめなのかもしれませんが、その数があまりに多いため、湖周道路がたいへん通りにくい道路になりつつあるのは確かです。

 

滋賀県は、ビワイチを積極的に推進しているのはわからないわけではありませんが、そうであれば、まず、自転車が安心して通れる、自転車専用道みたいなインフラ整備をやって、自動車、自転車、歩行者がみんな安全に、走れるようなそういう環境になるまでは、あまり、ビワイチを積極的に推し進めるのはいかがなものか、というのが、わたしの正直な気持ちです。